10月1日は中秋の名月!
旧暦8月の十五夜(今年は10月1日)は中秋の名月と呼ばれ、古来からお月見が行われてきました。
由来は、中国より伝わった観月の宴で、平安期の宮中で盛んにおこなわれていました。庶民には収穫祭として親しまれるようになり、中秋の名月を豊作祈願で供えた芋から「芋名月」と呼んで祝いました。
また、旧暦9月の十三夜月(今年は10月29日)には、食べごろになった栗や枝豆を供えて「栗名月」、「豆名月」と呼んで祝います。
お月見には、収穫の感謝を表わし、満ちた月を模した丸いお団子を供えます。京都では、十五夜に里芋を供える風習から、里芋の形を模した月見団子が用いられます。小豆を使うことで邪気を払う意味もあります。
「西陣を中心とした地域活性化ビジョン~温故創新・西陣~」では、活性化方策に「暮らしの文化の継承」を掲げ、みんなで年中行事などの暮らしの文化の実践を進めています。
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お月見に関するイベント等
10月10日(土)10時30分~12時
ススキと秋草を生ける。料金2,500円。3日前までに要予約。
・京の年中行事「お月見」(京のほぼ30秒講座)
京都市の文化財保護課では、様々な年中行事をほぼ30秒で解説する動画を配信中。こちらもご覧ください。