めざすもの -西陣を中心とした地域の活性化-西陣の活性化

西陣を中心とした地域の活性化

取組の背景と契機

 西陣を中心とした地域は,西陣織をはじめとした伝統産業や伝統文化・伝統芸能,寺社,花街の文化,商店街,歴史的な町並みなど,多彩な魅力・資源を有しており,千年以上にわたり,応仁の乱を含めた多くの困難を越えて,まちを,京都を発展させてきた地域です。

 平成29年は西陣呼称550年の節目に当たり,また,京都市の独自制度である「まち・ひと・こころが織り成す京都遺産」制度において「北野・西陣でつづられ広がる伝統文化」が最初の認定を受けたこと,さらには,文化庁の全面的な移転(移転先:京都府警察本部本館)の決定などを契機として,本市では西陣を中心とした地域の活性化に取り組んでいます。

西陣の資源を活かした活性化,ひいては京都全体の活性化へ

 西陣を中心とした地域が有する,歴史や文化に培われた多彩な魅力・資源,地域力や人間力を最大限に活かし,未来志向のまちづくりを進めることにより,西陣を中心とした地域の活性化を図り,ひいては京都全体の活性化に繋げていきます。

取組の対象地域

 「西陣」地域については,明確な定義はなく,着眼点や捉え方によって範囲が異なっています。活性化の検討に当たっては,「西陣」の対象範囲を限定することなく,地域特性を丁寧に踏まえながら活性化の方策に応じて,「西陣を中心とした地域」として柔軟かつ効果的に捉えていきます。

西陣を中心とした地域

活性化ビジョンの策定

活性化ビジョンの策定に向けて

 本市では,西陣を中心とした地域の持つ豊富な魅力・資源を活かした活性化に向けて,当該地域の目指すべき将来像や,その実現のために必要な施策等を盛り込んだ活性化ビジョンを策定します。

 ビジョンの策定に当たっては,伝統産業,文化,観光,商店街等,幅広い分野の委員の参画を得て,「京都市西陣を中心とした地域活性化ビジョン検討委員会」(平成29年11月設置)を開催し,議論を行うとともに,パブリックコメントをはじめ,様々な場面で地域の皆様等の御意見を幅広くいただきながら,検討を進めていきます。

「じぶんごと」「みんなごと」で進める活性化ビジョン

 活性化ビジョンは,行政施策のみにより活性化を目指すのではなく,地域住民,事業者など地域に関わる幅広い方々との役割分担の下,「じぶんごと」「みんなごと」で進めるビジョンとしていきます。

にしZINE ~西陣のいまを伝えるマガジン~

西陣に特化した総合的な情報発信

 西陣を中心とした地域では,多彩な取組やイベント,情報発信等が様々な主体によって活発に行われています。

 それらの魅力をさらに広く知っていただくとともに,個別の取組をつなげ,面的な活性化としていくため,活性化ビジョンの検討状況をはじめ,地域で行われる多彩で魅力的な取組やイベント,活躍されている人や団体等の情報を広く集約して紹介するなど,西陣のいまを伝えるポータルサイト『にしZINE』を開設し,総合的な情報発信を行います。

 ※『にしZINE』は,「西陣」と「MAGAZINE」(情報誌)を合わせた言葉です。