南昌伸・南容子二人展 点と線と-交差する剛と柔-
開催概要
剛と柔、対極にあるともいえる素材と仕事、交差するそれぞれの素材へのアプローチをご高覧ください。
南昌伸/金属造形
南容子/ホームスパン(手紡ぎ糸で織られた織物)
南昌伸は金属造形作品の他、鍛金作品を展示いたします。
南容子はタペストリーほか、織作品を展示します。小物の販売もございます。
※会期中、金属を使ったワークショップ、織を手軽に体験できるワークショップを行います。
日によって鍛金か織かのどちらかのみになることがあります。予約不要・随時受付。
詳細は随時SNS等で発信いたします。
南 昌伸
制作には、銅・真鍮・鉄・ステンレススチールといった金属をよく使います。 それらは、得意不得意な独自の個性を持ち合わせています。私の仕事は、金属それぞれの個性を引きだしながら、素材・かたちの魅力を視覚化していく作業と捉えています。 その作業は、「切る・削る・たたく・繋ぐ」といった基本的、且つシンプルな加工手段によって繰り返されます。
作品は、加工による痕跡の集積として、また、凝縮された痕跡としてかたちを成していきます。 未だ引きだせない多くの個性が素材の中に埋没しているように思います。常に新鮮な出会いの瞬間を求めて手をくだし、素材のわずかな反応を享受するために、 自身の感度を常に高めておく必要を感じます。
南 容子
原毛から糸を紡ぎ、手織りによってつくられる織物作品を展示します。羊やアルパカによる作品は、刈り取られた原毛を洗うことから始まります。 繊維を整えたのち、手紡ぎによって仕立てた糸を織機に掛けて一枚の織物に仕上げます。種々原毛から糸を紡ぎ、手織りによって生まれる織物は、様々な手触り、肌触りを生み出します。 その昔、家で織物や編み物をすることはごく日常的なものでした。 糸を紡ぎ織られた布は、寒さをしのぐだけでなく、家族の心も温めたことでしょう。様々なものが簡単に揃う時代ですが、手間を惜しむことなく思いを込めた作品をお届けしたいと思います。
日時 | 10月7日(土)~10月15日(日) 12:00~18:00 木曜定休 |
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場所 | ギャラリー・ヘプタゴン |
関連URL | http://www.heptagonworks.com/ |
主催・問い合わせ | ギャラリー・ヘプタゴン TEL:080-7583-3388 MAIL:[email protected] |
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