講演・上映・演奏「機織りと笛の音にのせて~中国雲南タイ族の音文化」
開催概要
西陣に今も響き続けている機織りの音は、どこか郷愁の念を誘います。天鵞絨美術館では、その音色に親しみを持っていただきたく、「伝統産業の日」関連イベントを開催いたします。
中国雲南省の西部、タイ族の村には、音を奏でながら紋様を織る機が伝わっていました。なぜ女性たちは織り音を工夫したのでしょうか。
フィールドワークに裏打ちされたお話や民族誌映画の上映、布の実物披露。後半は、ひょうたん笛の演奏会です。
織りに関心のある方も、音楽に興味がある方も是非どうぞ。
織り音をめぐる感性に触れるひと時をお楽しみください。
・講師:伊藤悟さん(国立民族学博物館外来研究員)
文化人類学者。中国雲南省の少数民族やタイ王国北部に伝わる民族芸術について研究しながら、少数民族の老人たちより学んだ民族楽器の演奏、「音の織機」の実演を行っている。
・民族誌映画:『織り音のアッサンブラージュ』(ダイジェスト版 伊藤悟制作 タイ族語・日本語字幕)
タイ族の織物には詩の響きが織り込まれている。その風合いは織り手たちの思い出を映し出す。かつて少女たちは織り音で、少年たちは笛の音で、お互いに恋する想いを表した。人々は音のなかに織り手と奏者の人となりを聴きなしていた。
※なお、講演の前後は、天鵞絨美術館の展示をご覧いただけます。
日時 | 平成31年3月24日(日) 14時~16時(開場:13時30分、閉館:16時30分) |
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場所 | 天鵞絨美術館(上京区浄福寺通上立売上る大黒町689-3)※京都市バス「今出川浄福寺」下車 北へ徒歩3分、「千本上立売」下車 東へ徒歩5分 |
料金 | 事前申込1,500円(税込)、当日(空席あれば) 2,000円(税込) ※申込方法:以下の問い合わせ先に、電話又はメールにて、①氏名 ②人数 ③電話番号を。【定員:28名】 |
関連URL | https://velvet-museum.jimdo.com/ |
主催・問い合わせ | (株)杣長 Tel:075-432-2266 Mail:[email protected] |
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