副産物を訪ねてアートを考える
開催概要
KYOTOZINE エキシビジョン Vol.01
京都を見つめ続けているタウン誌『KYOTOZINE』の誌面上で、幸せな出会いがありました。
アーティストの制作現場から不要となったものたちを”副産物”と呼び、そこから付加価値を生み出してアートにする副産物産店が、廃棄物の収集運搬からリサイクルなど関西圏を中心に展開する総合リサイクル企業である安田産業グループを尋ねることで、廃棄物から未来を考えさせる誌面が生まれました。
今回再び副産物産店は、安田産業グループの現場を訪ねました。 目的は、製造過程で生まれた“副産物”——本来は廃棄されるはずの素材たちを、もう一度手に取ること。
そこから始まるのは、素材との対話です。 副産物産店がこれまでに京都各地で集めてきた、さまざまな副産物たち。 それらと安田産業から受け取った副産物が出会い、重なり、ズレ、響き合うことで、ひとつの空間が立ち上がっていきます。
本展は、副産物産店 Supported by 安田産業として、京都の書店に設けられたウィンドウ空間で展開されます。ガラス越しに立ち上がるインスタレーションは、通りすがる誰かの視線にもひらかれ、雑誌のページから現実の風景へと物語が滲み出していくような場をつくり出します。
今回誌面を飛び出して、堀川新文化ビルヂングを舞台に、読むことから始まり、訪ね、拾い、組み合わせ、展示する。 『KYOTOZINE』と副産物産店が交差するこの試みは、アートを通して副産物の価値を問い直すと同時に、地域と素材、人と物語を編みなおす実験でもあります。
日時 | 2025年4月12日~5月11日 10:00〜19:00 |
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場所 | NEUTRAL 堀川新文化ビルヂング ショーウィンドウ・階段 |
関連URL | https://horikawa-shinbunkabldg.jp/rental-space/ |
主催・問い合わせ | 主催:KYOTOZINE 電話:075-431-5537(NEUTRAL(事務局)) |
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