京の五節句と年中行事 「重陽の節句」
開催概要
「重陽(ちょうよう)の節句」は旧暦九月九日に行われた節句です。「菊の節句」「重(ちょう)九(く)の節句」「九月節句」「栗の節句」とも呼ばれています。
「重陽」とは陽数(奇数)が重なるという意味で、菊の効能により不老不死となった「菊慈(きくじ)童(どう)」伝説や、九月九日に「茱萸(しゅゆ)嚢(ぶくろ)」を持ち高い山に登り、「菊酒」を飲んだところ災いが消えたという故事が中国より伝わり、菊は邪気を祓い延命長寿の花とされました。
平安時代の宮中では、「菊花の宴」が催され、菊酒を飲み、茱萸袋を飾り、着せ綿(きせわた)を楽しみ、延命長寿を祈りました。
明治維新後、旧暦から新暦に変わり9月9日は菊の開花の時期との関係から、重陽の節句が一般で楽しまれることは少なくなりましたが、京都では寺社や地域で今も受け継がれています。
暮らしの文化の継承につなげ、溢れる菊の香りと百歳雛の展示などを通じ、皆様方の無病息災、健康長寿をお祈りし、「重陽の節句」の展示を企画いたしました。
本事業は、令和3年度 文化庁文化芸術振興補助金(地域文化財総合活用推進事業)の助成を受けて実施する「京都の地域文化財総合活用推進事業」の一部です。
日時 | 令和3年9月6日(月)~9月10日(金) 午前9時~午後5時 |
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場所 | 上京区役所1階ロビー |
主催・問い合わせ | 事業名 上京暮らしの文化プロジェクト 主 催 京の暮らしの文化普及啓発実行委員会 上京ふれあいネット運営協議会 協 力 いけばな嵯峨御流 石川利佳甫、京人形司大橋弌峰、 国定織物株式会社、手織り工房織り日和、テラヲ貸物店、 ハンドメイド299屋、ギャラリーbe京都 お問合せ先/上京区役所 地域力推進室(企画担当) 電話075-441-5029 |
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