「日曜絵画」展 / 鈴木貴博
開催概要
1996年から、「生きろ」と書き続けるプロジェクトを世界各地で展開してきた鈴木貴博。
2011年3月、あの東日本大震災の後、無性に絵を描きたくなる衝動に駆られ、それ以来、「日曜絵画」というシリーズ名で70点以上の平面作品を継続的に制作してきました。
見た夢や潜在意識から湧き出るままを描いているというこれらの作品では、誰もが知っている名画のほか、自然、戦争、疫病、災害など、現代社会の様々なモチーフが普遍的な視点で描かれ、
驚くほどの広がりを持つとともに多様な解釈を許す、重層的なイメージが生み出されています。
このたびの個展「日曜絵画」では、展覧会を「絵画の世界への旅」になぞらえ、
これまで描き溜めてきたシリーズから選りすぐった、30点ほどの作品を展示いたします。
ただでさえ、コロナウィルスの流行のため、遠くへ旅をするのを諦めることが多くなってしまった昨今。そればかりでなく、前向きに生きようとする人の意欲を削ぐような、暗い出来事やニュースも世の中にあふれています。しかし、アーティストの自由でたくましい発想力は、時に誰もが予想もしなかった作品を生み出します。
「どんな時代が来ても、人は絵を描くことをやめはしない。それは、絵画が大切な夢を見せてくれるものだからだろう。」
「日曜絵画」展の作品世界に触れることで、鑑賞者が思い思いに想像力の旅を楽しむとともに、それによって、あらためて絵画の持つ豊かな可能性に気づく機会となれば幸いです。
主催:現代美術製作所 協力:NPO ANEWAL Gallery
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*会場では、新型コロナウィルスの感染予防と拡散防止のため、
以下の取り組みを行っています。どうぞご協力をお願いします。
・マスクの着用・アルコール消毒・来場の際の検温
*新型コロナウイルスの感染拡大状況、その他やむを得ない事情により、
開催内容を変更する場合があります。どうぞ予めご理解下さい。
*展覧会の最新情報は現代美術製作所のブログやFacebookをご覧下さい。
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■鈴木貴博 プロフィール
混沌とした時代の中で「生きろ」を書き続けたい。1996年そんな思いから「生きろ」と描き続けるプロジェクトを開始。美術館や画廊のみでなく、NYの公園、チベットのカイラス山、ネパールの寺院、タンザニアの小さな村など、世界各国の様々な場所で展開してきた。
2011年、東日本大震災以降は、潜在意識やインスピレーションをもとに描く「日曜絵画」シリーズも継続して制作。世界の名画にエッセンスを加えたもの、植物や動物、自然をモチーフにしたもの、戦争や疫病、地震をテーマにしたものなど、現在までその作品数は70以上にのぼる。
2020年「この星に生まれて」優秀賞絵本原画展 星と森と絵本の家 / 個展 / 三鷹 東京
2018年「我々はどこから来てどこへ向かっているのか」/ 野外常設作品 / 初谷渓谷 大阪
2014年「生きろ美術館展」福岡市美術館 / 個展 / 福岡
2013年「北極星入口駅」能勢電鉄100周年記念事業 / 野外常設作品 / 妙見山 兵庫
2007年「IKIRO」クンストラーハウス・ベタニエン / 個展 / ベルリン ドイツ
2001年「IKIRO」クレーラーミュラー美術館 / グループ展 / アーネム オランダ
1999年「生きろFactory」西陣北座 / 個展 / 西陣 京都
その他、国内外で多数作品を発表
Takahiro Suzuki website : http://ikiro.net
日時 | 4月29日(金・祝)〜5月29日(日) 12:00~19:00 ※会期中は木・金・土・日のみオープン |
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場所 | ANEWAL Gallery 現代美術製作所 |
料金 | 無料 |
関連URL | https://facebook.com/seisakujyo |
主催・問い合わせ | 主催:現代美術製作所 協力:NPO ANEWAL Gallery お問い合わせ:[email protected] |
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