RPS京都分室パプロル・2022年度第4回企画展・吉田亮人 写真展「The Dialogue of Two」
開催概要
2022年4月にオープンしたRPS京都分室パプロルの企画展第4弾は吉田亮人 写真展「The Dialogue of Two」です。
吉田は2016年5月に写真家ヤン・ラッセルと後藤由美によって開催された写真集制作ワークショップPhotobook as objectの参加者の一人で、前作「The Absence of Two」(発表時のタイトルは『Falling Leaves』)に取り組みました。2017年、KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭で発表された「The Absence of Two」は、国内外で大きな話題となりました。「The Absence of Two」は、作者である吉田の祖母(88歳)と、いとこの大輝(23歳)の2人の日常と、大輝の突然の自死によってその日常が終わりを迎えるところまでを描いた作品です。
そしてこの度、「The Absence of Two」に続く本作「The Dialogue of Two」を発表いたします。「The Dialogue of Two」では大輝がこの世を去った後、一人残された祖母が88歳で亡くなるまでの約2年半を追った写真群で構成されています。最愛の人間を失った者が死者とどのように向き合い、対話しながら生きていったのかを、吉田の祖母が生前、何度も何度も彼に語って聞かせた「ある話」を軸に写真集に編んだのが本作です。
写真展会場では「The Absence of Two」「The Dialogue of Two」の両世界を描きながら新作の写真集もお披露目。会期中には作家も滞在製作をし、皆さまとの対話ができるような空間を創り出します。ぜひこの機会に、展示、写真集ともにご高覧ください。皆様のお越しをお待ちしております。
これまでの連載も是非チェックしてからいらしてください。
吉田亮人「The Dialogue of Two」連載開始のお知らせ
https://reminders-project.org/rps/thedialogueoftwo_serialisation/
吉田亮人「The Dialogue of Two」連載第1回「覚悟」
https://reminders-project.org/rps/thedialogueoftwo_serialisation_1/
吉田亮人「The Dialogue of Two」連載第2回「メール」
https://reminders-project.org/rps/thedialogueoftwo_serialisation_2/
日時 | 11月5日(土)〜27日(日) 13:00~19:00 |
---|---|
場所 | RPS京都分室パプロル |
料金 | 入場無料 |
関連URL | https://reminders-project.org/rps/rpskyotopaperoels_akihitoyoshidajp/ |
主催・問い合わせ | RPS京都分室パプロル TEL:080-4426-8011 |
地図
大きな地図で見る西陣エリアの
イベント情報を募集しています
皆さまから、「西陣を中心とした地域活性化ビジョン」に掲げる対象エリア内で開催される、イベント情報を広く募集しています。お寄せいただいたイベント情報は、内容確認後に「にしZINE(当サイト)」のイベントページに掲載させていただきます。イベント情報の掲載を希望される方は、以下のフォームに情報を入力し、送信してください。