京の五節句と年中行事「重陽の節句」展示
開催概要
「重陽(ちょうよう)の節句」は旧暦九月九日に行われた節句です。「菊の節句」「重九(ちょうく)の節句」「九月節句」「栗の節句」とも呼ばれています。「重陽」とは陽数(奇数)が重なるという意味です。
菊の効能により不老不死となった「菊慈童(きくじどう)」伝説や、九月九日に「茱萸嚢((しゅゆぶくろ)」を持ち「登高(とうこう)」して「菊酒」を飲むと災いが消えたという「桓景(かんけい)」の故事が中国より伝わり、菊は邪気を祓い延命長寿の霊力のある花とされました。
平安時代には、宮中で延命長寿を祈り「菊花の宴」が催され、「菊酒」を飲み、「茱萸袋」を飾り、「着せ綿(きせわた)」を楽しみました。
明治維新後、旧暦から新暦に変わり九月九日は菊の開花時期とずれてしまい、「重陽の節句」が日常で楽しまれることは少なくなりましたが、京都では寺社や地域で今も受け継がれています。
暮らしの文化の継承や、新型コロナウイルス感染症の脅威が懸念される今、菊の香で皆様方の「無病息災」「健康長寿」をお祈りするため、「重陽の節句展」を企画いたしました。
日時 | 令和2年9月6日(日)~9月11日(金) 9時~21時(9月6日は9時~17時) |
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場所 | 上京区総合庁舎1階区民交流ロビー(上京区今出川通室町西入堀出シ町) |
料金 | 無料 |
主催・問い合わせ | 京の暮らしの文化普及啓発実行委員会、上京ふれあいネット運営協議会 |
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