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NISHIJIN+が新たなコラボレーション商品(第4弾)を開発!! ~西陣の染色工房とOKINAWA SUITS PROJECTがアップサイクルでコラボ~

京都市では,「西陣を中心とした地域活性化ビジョン」に掲げる活性化方策の具体化を図るため,民間主体の活性化プロジェクト「NISHIJIN(ニシジン)+(プラス)」※1の取組を進めています。

この度,プロジェクトで開発した新たなコラボレーション商品が完成し,「ことす・アップサイクルコレクション2022Spring」において,発表・展示しますので,お知らせします。

1 商品概要

伝統の技術で現代を彩る西陣の染色工房「大植染工」(代表:大植 裕)※2が,廃棄される「かりゆしウェア」のアップサイクル※3に取り組む「OKINAWA SUITS PROJECT」※4とコラボレーションした,新たな商品「OKINAWA SUITS KYOTO TECHNICAL」(スーツ)が完成しました。

この商品は,沖縄の伝統の「かりゆしウェア」が,京都の伝統の染色技術を加えることにより,デザイン面での付加価値を高めた現代のスーツに生まれ変わる「地域と時代を超えたチャレンジ」の結晶です。

二つの伝統が出会い,つながることにより,持続可能な未来をつくる,新たなアップサイクル商品が誕生しました。

大植染工では,今回のコラボレーションの「衣類の再生」というキーワードに対して,受け継がれてきた型による「型染め」や,今はもう生産されていない貴重な「シケ刷毛」(※)を用いた染色など,古くからの技術や道具を活かした染色により,新しい衣服の「カタチ」を生み出すことに挑みました。

※ 野生の馬のヒヅメの間に生えている弾力のある長い毛で作られた刷毛で,より自然な線
模様を一度に多く,長く引くことができます。現在は生産されていないため,職人が保管しているものが最後となる大変貴重なシケ刷毛です。

2 「ことす・アップサイクルコレクション2022Spring」での発表・展示

SDGsの研究・共創・発信拠点であり,アップサイクルの事業も展開する「京都里山SDGsラボ・ことす」にて開催される,『第5回京都大学“超”SDGsシンポジウム「持続可能性の自分ごと化」サイエンスアゴラin 京都』※5のプログラムの一つである「ことす・アップサイクルコレクション2022Spring」において,発表・展示します。

3月7日(月曜日)には,シンポジウムの一日館長に就任されるトラウデン直美さんが,午後1時15分からのオープニングにおいて,「OKINAWA SUITS KYOTO TECHNICAL」を着用される予定です。

【展示場所】
京都里山SDGsラボ・ことす 104教室
京都市右京区京北周山町下寺田11 元京北第一小内

【展示期間】
令和4年3月7日(月曜日)~3月13日(日曜日)各日午前10時~午後5時
※ 「ことす・アップサイクルコレクション2022Spring」の展示は3月13日(日曜日)までとなりますが,「OKINAWA SUITS KYOTO TECHNICAL」を含めた一部のコレクションは,引き続き,4月30日(土曜日)まで展示される予定です。

【ウェブサイト】https://eco.kyoto-u.ac.jp/sdgs/kyoto-times/2867/

 

 

3 完成報告会(「京都里山SDGsラボ・ことす」より配信)

商品の内容や制作過程等を御説明する,完成報告会をオンラインで開催します。当日は,「OKINAWA SUITS PROJECT」,大植染工の担当者にもオンラインで出席いただき,商品やアップサイクルへの想い,制作で苦労したことなどをお話しいただきます。
【配信日時】令和4年3月8日(火)午後0時30分~午後1時
【配信方法】https://www.youtube.com/channel/UClgNiTfcQw1lZO8R0Z7_dXg
※ Youtubeチャンネルでライブ配信。事前申込等は不要です。

4 商品の販売

今後,衣類の大量廃棄等の社会問題に関心を持ち,その解決にファッションを通じて貢献したいと考えている多様な顧客層に向けて,「OKINAWA SUITS PROJECT」ウェブサイト,「京都里山SDGsラボ・ことす」ウェブサイト,株式会社WAliveウェブサイト等において,商品を販売していきます(価格未定)。
販売開始時期等が決まりましたら,ポータルサイト「にしZINE」でお知らせさせていただきます。
【ポータルサイト「にしZINE」】https://nishizine.city.kyoto.lg.jp/

<参考情報>
(※1)民間主体の活性化プロジェクト「NISHIJIN+」(株式会社WAlive)
西陣の伝統産業と様々な産業やブランド等とのコラボレーション商品の開発・販売を行い,地域力を活かした展示イベントの開催などを通じて,西陣の歴史やその商品の魅力を広く発信するプロジェクト。
西陣を「新たな文化が生まれる場所」として再定義し,将来に渡り持続可能な産業が息づくまち「西陣」を創り出すことに取り組んでいます。
【これまでに開発したコラボレーション商品】
《第1弾》箔の一輪挿し(西陣の箔工芸×京都の漆工房)
《第2弾》箔提灯(西陣の箔工芸×京提灯の老舗)
《第3弾》スニーカー type GAIM(西陣の染工房×ファッションブランド)
【プロジェクトの詳細:ポータルサイト「にしZINE」】
https://nishizine.city.kyoto.lg.jp/project/nishijinplus/

(※2)大植染工(京都市北区)
京都の織物の産地として知られる西陣において,48年間,独自の染色表現を探究し,染色職人として技を磨いてきた大植 裕が代表を務める。着物の伝統的な染色技法である「ぼかし染め」を試行錯誤によって発展させ,独自の染め技法「幾重染」を編み出し,伝統の技術で現代を彩ることに取り組まれています。
美しく色を重ねるために染料を越境させない「幾重染」だからこそできる染色表現により,着物等の様々な作品を生み出されています。

 

 

 

 

 

 

 

(※3)アップサイクル
廃棄物や不要になったものをそのまま活かしつつ,手を加えてより価値のある新しいものに生まれ変わらせること。

(※4)OKINAWA SUITS PROJECT
社会問題にもなっている衣類の大量廃棄。その廃棄予定の衣類を活用して社会問題の解決に向けた取組を行う,「Kenichiro Koyama Creative ProduceOffice」 の”THE FASHION”と,JTの地域貢献活動である「Rethink PROJECT」が協同して生まれたプロジェクトです。年間40万着が生産される沖縄の伝統染織物で,夏の軽装として定着している「かりゆしウェア」を再生させ,ハイファッションスーツを生み出しています。これまで,沖縄をはじめとする日本各地で展示を行うとともに,ニューヨークへも進出されています。

 

 

 

 

 

 

(※5)『第5回京都大学“超”SDGsシンポジウム「持続可能性の自分ごと化」サイエンスアゴラin 京都』
1,300年の歴史を持つ京都の地から,持続可能なコミュニティや暮らしの在り方を問いかけ,実践につなげることを目指して,2018年より実施されている参加型イベントです。
今回5回目となるシンポジウムは「自分ごと化」がキーワード。個人,組織,企業,自治体,地域…,それぞれの主体が持続可能性について学び考えるだけでなく,自分ごと化して行動や変革を起こすきっかけとなるような多彩なプログラムを企画・実施されます。
(主催:京都大学,共催:京都超SDGsコンソーシアム他)
【ウェブサイト】https://eco.kyoto-u.ac.jp/sdgs/kyoto-times/2867/

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